Windows2000とSTL

VisualStudio6でbuildしたApplicationが、Windows2000の素の環境でMSVCP60.DLLが
足りない為に動かないという事があった。


Windows2000の場合、このDLLはOfficeを入れるとWindowsのsystem folderに入るようだ。
どうしてMSVCP60.DLLを必要とするprogramになってしまったのかというと、STL
使っているのがどうも原因のようだと教えられた。


http://www.redmagic.org/wombat/archives/000043.html


そこでSTLが標準C++の一部になったのが98年度だから、1999年中にRCを出している
Windows2000ではSTLなんぞ使われていないのかも?!と思って結構衝撃を受けた。


家に帰ってから調べてみると、どうもMSVCP60.DLLはiostreamを使うと必要になるらしい。
http://www.hey-to.net/ML-archive/vcppML/1999/msg01890.html
http://www.kbalertz.com/kb_Q154753.aspx


自分はC++は2年程前からやり始めた感じなので、STL無しではかなり辛かったり
するけれど、先人はSTL無しでもどんどんとprogrammingしていたわけだし、今自分が
まぁ快適にcoding出来るのも、縁の下の力持ちがいるからなんだなぁ。しみじみ…。