SubPixel Rendering
AntiAliasingも擬似的なSubPixel Renderingのカテゴリの中に入れられるんだろうか?
MSが出している、文字を綺麗に見せる技術としてClearTypeというものがある。
http://grc.com/cleartype.htm
(grc.comの人は配布ソフトを全てアセンブリで組んでいるようだ。
1byteも無駄にしたくないのだとか…。)
http://www.atmarkit.co.jp/fpc/xp_feature/cleartype/cleartype.html
見た目的には通常のAntiAliasingより更に一段階滑らかになる感じだけれど、
少し色に影響を与えてしまうのと、白黒の組み合わせで最大限効果発揮するっていう
特性から、使いどころがちょっと限定されてしまいそうな感じがする。
こういう見た目を改善する技術って必要としてる人にはうれしいんだけど、
別に重要性を感じない人にはあまり意味が無い細かい事かも。
個人の好みや主観も見る用途によって違ってくるだろうし。
用途でいえば、テキストエディタで文字を入力するような、8〜16pixelくらいの
小さいフォントサイズの場合は、AntiAliasingが掛かっていない方が、変に文字が
滲まなくて読みやすいと思う。
Pixelの重み付けを考慮すると、確かに見栄えが向上するし、見る人にとって
ストレスを与えない画像が作られる。でも別に気にしないでも生きていける。
なるべくコンピューターでの表現を現実に近づけるというか、そういう点には
すごく価値を感じるのだけども、個人的な主観かもしれない。
色々と些細に思える点でも、なかなか自分の好みの実装が楽に手に入るという
世の中では無いような気がする。まぁそんな何でもかんでも全て望むものが
転がっていたら、自分で作る必要がなくなってしまうけれど…。