失敗学

失敗学というのがあって、起きてしまった事故とかの原因を調査追究したりする人達がいる。

昔、「失敗学のすすめ」という本を読んだ事があってそれで知ったんだけれど、六本木ヒルズ回転ドアの自己の調査とかを取り上げてた。で、その著者の 畑村 洋太郎 氏が東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会の委員長をやっていて、最近中間報告が出されていた。

http://jp.wsj.com/Japan/node_366256

失敗を起こした時にそれから逃げたくなったり隠したり自己弁護するのが人間の常だけれど、何故そうなったか?というのを分析しない限り結局また同じ問題が起きてしまう、という事から失敗にきちんと向き合って原因を追究しようと事なんだと思う。

ただ組織の難しいところって、個人個人がきちんと意識を持って物事に取り組んで失敗を回避するように心がけていても、全体としてどうなの?っていうところとかがあるんだろうな。